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シェアリング配送アプリDIAq(ダイヤク)首都圏100カ所のガソリンスタンドを物流拠点として活用する共同実証実験に合意

2023.03.30
株式会社セルート

株式会社セルート(代表取締役:髙木惠理、以下「セルート」)は、2023年3月29日、三菱商事株式会社(以下「三菱商事」)とENEOS株式会社(以下「ENEOS」)が推進する、ガソリンスタンド(サービスステーション、以下「SS」)を拠点とした配送効率化事業※1に関する共同研究契約を締結し、両社と連携しながら物流クライシス「2024年問題」の解決を目指します。

本共同研究においてセルートは、東京・神奈川・埼玉・千葉にある約100カ所のENEOSのSSを通過型物流拠点として活用し、全国主要都市を中心に展開中の配送クラウドソーシングアプリ「DIAq(ダイヤク)」を通じて、大手オンラインショッピングサイトの商品をお届けする実証実験を行います。実施期間は、2023年4月中旬より約1カ月を予定しています。

ダイヤクのバッグを持った配送員がENEOSのガソリンスタンドに入っていく様子

また、三菱商事とENEOSが2023年度前半に設立予定の合弁会社(Life Hub Network株式会社)に対し、事業化検証パートナーとして、主に配送の立ち上げ業務や各種管理業務について支援する計画です。さらに、「DIAq(ダイヤク)」を介して配送要員の確保にも貢献すべく、現在、協議を進めています。

取り組みの背景

少子高齢化による労働人口減少等を背景に、さまざまな業界で労働環境改善と生産性向上に関する議論が進められています。また、2024年4月以降は働き方改革関連法の改正に伴い、トラックドライバーなどの自動車運転業務にも年間時間外労働の上限規制が適用される予定です。

トラックドライバーの年間労働時間は全産業平均に比べて2割程度長く、改正後に懸念される輸送力不足や対応コスト等の諸問題は、「物流の2024年問題」とも称されます。※2

本実証実験では、全国の多様な地域を網羅するENEOSのSSネットワークと、DIAqの仕組みを通じたフレキシブルな配送手段※3を掛け合わせ、高効率で持続可能なラストワンマイル配送モデルを実現するとともに、2024年問題の解決に向けて取り組んでまいります。

配送クラウドソーシングアプリ「DIAq」について

DIAq は、自転車で通学する学生、買い物に行く主婦、出前の原付から個人事業主のプロドライバー、バイク便のプロライダー、自転車便のプロメッセンジャーまで、多種多様な人たちが「移動時間」や「空き時間」を使って荷物を運ぶことができるプラットフォームアプリです。アプリを通じて、シェアリングエコノミーによる、効率が良く持続可能な次世代の物流プラットフォームの提供を目指します。

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